平成30年5月17日は伊能忠敬翁の200回目の命日でした。当顕彰会として「伊能忠敬翁没後200年記念墓前祭」を挙行いたしました。
お天気にも恵まれ坂本文夫会長をはじめ伊能家からは6代目の二男で画家の伊能洋氏、また県・市・関係団体や市民の参加のもとに、菩提寺であります観福寺ご住職田中量信様の読経の流れる中順次お墓参りを行いました。
墓参の後は、日本三大厄除大師であります観福寺の観音堂において没1200年の弘法大師への供養と共に「報恩感謝」の護摩を焚き上げました。
翁は17歳で佐原の伊能家に養子に入り、家業に精励するなかで、名主、村方後見役として地域を慈しみ、佐原のまちづくりの礎を築いて下さいました。その翁への感謝と、これからの郷土が翁の授けて下さった知見により、更に振興することを祈念する「報恩感謝」です。あらためて翁の偉業に畏敬の念を禁じえません。顕彰会といたしましても今後一層佐原時代の翁の偉業を広く伝えて参りたいと考えております。