下総国佐原村の名主、伊能忠敬翁。その遺徳と功績を顕彰し、地域の誇りを育んでいきます。
連載企画

地域人としての伊能忠敬

【第16回】忠敬翁の業績と在方町文化

このシリーズを終わるに当たって今回は、忠敬翁の佐原での諸活動とその後半生で全国測量を達成した偉大な業績との関わ …

伊能図中図 富士山

【第15回】自治と合理の精神

忠敬翁はこれまでもみてきたとおり、地域の指導者として、一般の住民と支配権力との間に立って、さまざまの交渉を展開 …

【第14回】窮民救済と潰(つぶ)れ百姓の再建策

第6回「忠敬翁の経済感覚」でも、窮民の救済を第一に考えて、自家の方針としていたことを示しました。 今回は窮民救 …

旌門金鏡類録表紙(『千葉縣史料 近世篇 下総國 上』)

【第13回】本宿祇園祭礼と忠敬翁

2016年「佐原の山車行事」は、ユネスコ無形文化遺産「山・鉾・屋台行事」に登録され、ますます注目されています。 …

佐原の大祭 祇園

【第12回】佐原の村組と「町(町内)」

近世の佐原は、第7回~第10回で述べたように、他国から、また近在から商工業者や奉公人たちが多数入り込んで、町場 …

図 延享 2(1745)年 佐原村絵図 部分

【第11回】佐原河岸の「自由」

今回は、忠敬翁たちが幕府勘定奉行と対峙して交渉しながら支配を空洞化し、河岸の「自由」を確保していった様相をみて …

安永 3(1774)年 佐原邑河岸一件(伊能忠敬記念館 J31)

【第10回】佐原の商工人と忠敬翁の状況認識

前回は入り込み商人の動向をみてきましたが、ここでは佐原の商工業の全般的な状況と忠敬翁の地域経済に対する見識をみ …

【第9回】佐原へ移住してきた商人たち

第5回「伊能家の屋敷と貸家」でも触れましたが、伊能家の貸し長屋には近在や他国から移住してきた商人たちがいました …

天保6(1835)年4月17日火災時の本宿橋元町(現 本橋元町)

【第8回】佐原の醤油醸造業

前回の酒造業に関連して、それと対をなした佐原の醤油醸造業の動向もみておきましょう。佐原の醤油醸造業は、野田や銚 …

天保10(1839)年佐原村醤油醸造人の造高と明和 8(1771)年古株

【第7回】伊能家と佐原の酒造業

第4回では忠敬翁が当主であった時期に、伊能家の資産が少なくとも3倍以上に増大したことをみました。今回はその中で …

伊能家の酒造経営
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